快眠マットレス(重ね使い編)

散々迷ってこれにしました。後悔しないマットレス選びを是非皆様も。

永遠に終わりが来ない感覚

今のベッドで寝るようになってから、どうしても身体の疲れがとれにくいとか、夜中に目が醒めるとか、腰が痛いとかと言った様々な症状に悩まされるように。このベッドのマットレス、ものすごく頑丈にできているのか、すっごく硬いんですよね。トランポリンみたいな遊びはできないくらいの硬さ。でも、シェアハウスの備え付けのベッドにマットレスだから、交換することもできない。さて、ということでマットレス、それも重ね使いとしてのマットレスの購入をいよいよ本気で考え始めた。が、これがなかなか難しい。お店に行けば試せるが、限られた製品しかないし、店巡りもそれなりに重労働だ、しかも特定のブランドに結局限られるから、なんとなく、選びきった感じに、欠ける。ではネットで探すと今度はモノが多すぎて、それぞれが様々な謳い文句を並べているものだから、目移りしてしまい、予算はある程度決めてはいるものの、終わりなき品定めにまた疲れるばかり。

財布の紐がどんどん緩くなる

最初は予算から考えていったものの、いろいろ見ていると財布の紐がどんどん緩くなっていっていることに気が付く。せいぜい1万円台前半かなと思っていたのに、気がつくと5万円ほどのマットレスをオンラインショップの買い物かごに入れている(買っていないけど)。ネーミングと寝心地は無関係なのに何故か惹かれる、みたいな。

どのマットレスも、まさにマットレスだけに夢を見させてくれるのが上手なのだ。きっとこれで寝れば、これまで経験したことがないような熟睡ができるに違いない、今抱えている身体の悩みは全て解決できるに違いない、と。

マットレスの構造は結局どれも一長一短

それぞれに特徴があり、長所もあれば短所もあって、一択となるようなマットレスは、結論、なかったように思う。あえて言えば(自分が買ったせいもあるが)樹脂のマットレスは通気性も良さそうだし、軽くていいかな、という程度。ただ、折りたたみ式については、最後まで悩んだものの、やっぱり買って良かったと思える構造に思う。ちょっと部屋で干すときなど、簡単で場所も取らないし、取り扱いが簡単だ。

口コミも参考になりにくい

これを書いているのに矛盾するようだが、各サイトの口コミはなかなかに混乱を招くと感じた。その人の体格、体質(汗かきとか、寒がりとか)、睡眠以外の活動(例えば日中よく体を動かすかどうかで睡眠は変わる等)、そして価格感とその期待値のバランス。特に、そこそこの値段の買い物であるマットレスの場合で、かつ、購入した後のコメントは、どうしてもポジティブになる傾向が強いように感じた。仮にイマイチだと思っていたとしても、「価格を考えれば上等」とか「コスパがいい」みたいな言い方に変えられてしまうと想像される。

専門家が寄ってたかって品評会

これも良くわからなかった。結局勝者が最初から決められている出来レースなのではないか、という不信感すら覚える品評会もあった。コメントするのは整体師とか身体の構造のスペシャリストの面々。これも、さっきの口コミと同じで、結局誰が寝るのか次第でそのマットレスの特徴が活きたり活きなかったりするだけ。であれば、これも参考にはするが、決定打にはならなかった。

結局、アイリス

1万円台の安いマットレスはほぼ確実に安物買いの銭失いになる可能性が高そうだったので、予算は4万円以下まで上げて検討することにした。ただ、2万円台もそんなに選べるほどのラインナップはなく、その上の3〜4万円ゾーンで腹を括る。この価格帯は中々熾烈な競争がされていて、マットレスのサイズ、構造、素材、ブランドなどなど、実は横並びで比較すると、もうこれしかないと腹を括れる。これよりも高い価格帯は、それこそ選択肢が増えすぎて逆にブランド位しか頼りどころがなくなってくる。ちなみに、先ほどの樹脂を素材にしたマットレスはこの価格帯だとかなり数が限られており、3つ折可能ともなれば、アイリスくらいしか選択肢がないようだった。そして、マットレスの厚さ。これはまあまあ大事で、重ね使いをする以上、極端に分厚いものはちょっとどうなの、ということになるし、薄くても大丈夫という訴求はうーん本当なのか、最後まで信用しきれず、9cmなら分厚すぎず薄すぎない安牌として勝手に安心して購入することにした。


マットレス選びは疲れる

1回買えば余程のことがない限り当分は買うことがないマットレス。それだけに買うのはとても慎重になるのも当然だ。一方で、洋服の試着などと違って、試しに寝てみることが基本的にはできない。90日間お試しして不満なら返品OKとか、サブスク商品もあるのだが、実際にはそんなに気軽に試せるわけもなく、また、一度試したら基本的にはその商品をポジティブに捉えることを我々は知っている(からやはり躊躇する)。それだからこそ、そのワンチャンスに全身全霊を注ぎ、究極のコスパを求め、様々な商品からそれを選び抜こうとするのだが、本当にもう疲れるのだ、これは。もう二度とマットレスは買いたくないが、もし買うのであればアイリスでいいやって思っている。

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